SHR的空間 SHR Space / Event, Party Report

SHR Theater

Story4:SHR的日常

Photo&Text : Fumiko Ohshika

 

7月×日(RAINDOGSにて)
そうそう。実はこの夜の鉄馬車にはもうひとり乗客がいたのだ。
そのひとの名は「星のひと」。

青い光に包まれて、左右の瞳の色が違う奇妙な男の作った歌を歌って、
彼女は降りていった。
この男の曲を聴くと、いつも私は真夏の熱帯夜を想う。
もう随分と前のこと。
海へ行くために乗った車の中で、夜の東京タワーを見上げながら聞いたのだ。

開いた窓から流れ込む熱風。
湿気でにじんだように光る巨大なタワー。
遠くで待っている海。

泣きたいような笑いたいような気持ち。



・・・懐かしくて新しい思い出。

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